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二条城


 二条城は、慶長8年(1603年)に徳川将軍家康が、京都御所の守護と将軍上洛のときの宿泊所として造営されたものです。

 3代将軍家光により、伏見城の遺構を移すなどして、寛永3年(1626年)に完成しました。

 家康が建てた慶長年間の建築と、家光が作らせた絵画・彫刻などが総合されて、いわゆる「桃山時代様式」の全貌を垣間見ることができます。

 徳川家の栄枯や盛衰だけではなく、日本の歴史の移り変わりを見守ってきたお城です。



二条城


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