建仁寺は、将軍源家によって建仁2年(1202年)、将軍源頼家が寺域を寄進し 栄西禅師を開山として宋国百丈山を模して建立されました。 寺名は当時の年号から名付けられており、創建時は、当時の情勢に対応していました。 その後、火災等で境内は荒廃しますが、東福寺開山円爾弁円(えんにべんえん)の 入寺により復興、禅も盛んになりました。 1259年には建長寺開山蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)の入寺で 禅の作法などが厳格に 行われ純粋に禅の道場となりました。 ようやく天正年間に徳川幕府の保護のもと堂塔が再建修築され 制度や学問が整備されます。 明治に入り、政府の宗教政策により、分脈独立し、建仁寺は大本山になります。 また、余った土地を政府に上納し、境内が半分近く縮小され、現在にいたります。 ぜひ、一度でもいいので歴史を感じに建仁寺を訪れてみてください!! |